スペインビルバオの街へやって来ました。
訪問するまでは一体どんなところなのか自分でもよく知らなかったのですが、街全体が整備されており、本当に美しい芸術の街でした。今回はそんなビルバオの街の魅力をご紹介したいと思います。
目次
前日のビルバオ宿泊記は下記へどうぞ。
ビルバオは街歩きも楽しい
かつては工業地帯として栄えていたビルバオ。20世紀後半からの街再生計画によってグッゲンハイム美術館をはじめとしたアートな街づくりを推進して来ました。そんな都市計画がなされた街は、美しいの一言。こんなところでお散歩やジョギングしたら素敵だなぁと思わせる風景がそこにはありました。
街の中心部には広大なドニャ・カシルダ・イトゥリサル公園があります。こちらも整備がしっかりされていて綺麗な公園。
その公園にすぐ隣接する形でビルバオ美術館があります。グッゲンハイム美術館に続いてバスク州では2番目に大きな美術館ということでかなり人気があるようです。こちらは時間の都合上いけませんでした。こちらも素敵な建物ですよね〜。
こちらはビルバオ美術館新館。2004年に完成したようです。
公園内はいたるところにベンチがあってこんなところで読書なんかも素敵だな〜。
公園から見えるひときわ高い建物。イベルドローラタワーというそうです。バスク州で最も高いタワーなんだとか。
そして街中はトラムが走っています。トラムも新しくて近未来的。
また素敵だなーと思ったのが、写真でわかりづらいですがトラムは芝生の上を走るということ。街中に緑が多くて癒されます。
グッゲンハイム美術館へ行こう
いよいよグッゲンハイム美術館へ行ってみましょう!
まず目に入るこの外観!圧巻です。材質はチタン。一体どうなっているんでしょう。すでにこの外観だけでもみる価値ありです。こちらのグッゲンハイム美術館はアメリカのソロモン・R・グッゲンハイム財団が設立したグッゲンハイム美術館分館の一つ。主に近代美術の展示が主となります。
美術館の場所
こちらも先ほどの公園からお散歩がてら徒歩で行くことができます。私も昨日宿泊した中心部のホテルから徒歩で美術館へ向かいました。
美術館内部
さぁ、美術館へ入場してみましょう。入館料は大人16€になります。
美術館エントランスは自然の光が沢山降り注ぐ開放的な吹き抜け。4F分くらいの広大な吹き抜けです。
そして入り口で渡されたものがこちらの音声ガイド。スペイン語、バスク語、フランス語、イタリア語、英語に対応しています。残念ながら日本語はありませんが、英語があるだけでもありがたし。こちらは該当の美術品の前にある番号を入力し、電話の受話器のようにスピーカーに耳を当てるとその作品の成り立ちなどの説明を聞くことができます。便利ですね。
美術館内は木でできた迷路のようなオブジェがあったり、とにかくザ・現代アートという感じでしょうか。私もよく理解できないものが多々ありました(笑)
歩いても歩いてもぐるぐる木材が続いているだけ・・・。
屋外のアート
屋外にもアートが数多く展示されています。こちらはメタリックなチューリップのアート。カラフル!そしてチューリップとメタルの異素材の組み合わせが斬新。
別の角度から。なんだか可愛いなぁ。
ここから見えるのがサルベ橋。ここからみるグッゲンハイム美術館も美しいそう。真っ赤な橋がまたオシャレですよね。
メタルと曲線がうまい具合に融合しています。
美術館横は川が流れており、音楽を演奏する人、読書をする人、ジョギングをする人、観光客と皆それぞれ思い思いの時間を過ごしていました。
そしてこの蜘蛛のオブジェに見覚えがある方も多いのでは?
そう、六本木ヒルズにもこのグッゲンハイムのオブジェがあるのです!六本木ヒルズとグッゲンハイムに関係があったなんて知りませんでした。
今回、工事中のためこの美術館で代表的なパピーのアートが見られなかったの残念でした。仕方ないのでこちらのポストカードを購入。見て見たかったなぁ。
サン・マメススタジアム
続いてサッカーチームのアスレティック・ビルバオのホームであるサン・マメススタジアムもオフシーズンでしたが、外観だけ見学に行ってみました。2013年に完成したスタジアムというだけあって、こちらも新しいスタジアムです。街の中心部から歩いて行けます。
中も見てみたいなーと思っていたところ、スタジアム内に併設されているカフェはオープンしておりカフェから中の様子を覗くことができます。
カフェももちろんバルスタイルなのでピンチョスがずらり。お腹減ります。笑
広〜いスタジアム!試合のあるときはさぞ盛り上がるのでしょうね。
ユニフォームの展示もありました。
オフシーズンで中は見られないかなと思っていたので、カフェからでも十分スタジアムの雰囲気を味わうことができて満足できました。スタジアム内のこちらのカフェオススメです。
まとめ
スペインビルバオの街の雰囲気をお伝えして見ましたがいかがでしたでしょうか。
私は緑とアートに溢れたビルバオの街がすっかり気に入ってしまいました。グッゲンハイム美術館も外観だけでも一見の価値がありますし、ビルバオ美術館もぜひ時間があれば訪問して見たかったです。芸術に興味のある方にはもちろん、のんびり公園でお散歩するだけでも気持ち良い街だと思います。私もこの街なら住んでもいいなぁと思ってしまいました。もちろん街中のバルも安くて美味しいお店が多いですし、ぜひバスク地方へ旅行へ行った際はゆっくりと立ち寄って見てください。
次回はいよいよサンセバスチャンへ向かいます!